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から始まる建築用語

農地を宅地などほかの用途に転換することをいいます。農地法では、転用または転用を目的とした権利の設定・移転に対して規制が設けられており、都道府県知事(4haを超える場合は農林水産大臣)の許可が必要となります。ただし、市街化区域内農地(生産緑地を除く)の転用は、農業委員会への届け出のみで可能。

"軒先を葺く瓦で水切りがよいように垂れが付いた瓦のこと。軒先瓦、唐草瓦とも呼ばれています。軒瓦は万十軒瓦、一文字軒瓦が一般的なもので、特殊なものとしては、垂れ剣軒瓦、蛇の目軒瓦、巴唐草軒瓦などの種類があります。"

木造の建物で、最上階の小屋組を受ける外部廻りの横架材のこと。

軒裏に求められる防火構造や準耐火性能を有した軒裏の天井材(軒天)で、小屋裏の換気のために、孔が等間隔であいているボードのこと。軒天有孔ボードには、繊維混入けい酸カルシウム板やパルプ混入スラグセメント板などがあります。

町中でない郊外の工事現場、または規模の小さい工事現場を言います。

運送やストックに便利なように、部材がバラバラになり、現場で組み立てる家具のこと。

建物の各階の床面積の合計のこと。吹抜部のような床が無い部分については、床面積に算入されません。また、玄関ポーチ、バルコニー、小屋裏収納、ロフト、ビルトインガレージなどは、一定の条件を満たしていると床面積には算入されません。

切土や盛土の斜面のことを指します。この斜面部分を法面(のりめん)、この頂部の肩になるところを法肩(のりかた)、いちばん下の部分を法尻(のりじり)と言い、法肩から法尻までの法面の長さは法足(のりあし)と言います。法面の勾配は通常、垂直距離1に対する水平距離で表す。

11~12世紀イギリスのロマネスク様式。ノルマンとは北方人のことで、10世紀フランスのノルマンディに定着後、イギリス征服によってアングロ・ノルマン様式と呼ばれるものとなった。さらに、一部のノルマン人がシチリア島に至り、ビザンチン様式及びイスラム様式と交わってつくられた様式も含めることがあります。

セメントまたは石灰を水に溶かしたセメントペーストのことを言います。左官下地や床のタイル張りの下地に用いられる。また、のろを刷毛でぬることを「のろ引き」という。

屋根の外壁から外側に出ている部分のこと。また、軒の端部を「軒先」と言います。

軒天に換気口を取り付け小屋裏にこもった熱気や湿気を排出する小屋裏換気システムの一種です。軒裏換気は、小屋裏の天井面の1/250以上の換気口を2ヶ所以上、換気上有効な位置に設ける必要があります。また、棟換気と軒裏換気を併用する場合には、軒裏に小屋裏の天井面に対して1/900以上の軒裏給気口を設け、棟換気は小屋裏の天井面の1/1600以上の排気口を確保する必要があります。尚、軒裏換気に用いる換気口は、軒先用や壁際用などの専用の軒天換気口以外に、軒天の仕上材に用いる軒天有孔ボードなども使われています。

屋根の外壁から外側に出ている部分(軒裏部)の天井のこと。「軒裏天井」ともいう。

屋根の棟、冠瓦の下に積まれる平瓦のこと。屋根の中でも特に目立つ箇所なので、その高さや装飾など、デザイン的に重要なポイントとなります。

屋根の仕上げ材や防水材の下葺き材を取り付けるための下地材のこと。垂木の上に設けます。住宅に用いる野地板には、耐水合板が多用されています。

天井仕上げ工事において、仕上材を張り付けるための下地に使われる棒状の部材のこと。木造の場合は40mm角程度の角材、軽量鉄骨天井の場合は、鉄板を加工した中空断面の専用部材(LGS)が、等間隔または格子状に組まれます。また、その野縁を留めるための部材を野縁受けと言い、吊木にて構造材に留め付けます。

梁自体が水平でなく、屋根勾配などに合わせて斜めに架けられる梁のこと。勾配天井や天井を設けない場合などに用いる。

切土や盛土により作られる人工斜面のことを言います。道路建設や宅地造成などに伴う、地山掘削、盛土などにより形成される。

元は防寒のため、簾(すだれ)の隙間をふさぐ布の意で、軒先などに垂らすものは鎌倉時代末頃から始まったといい、はじめは垂れ筵(むしろ)が普通であったが、のちに麻地から木綿地へと移りました。一般に商店の軒先に掛けられ、看板と日除けの役割をもっている。今日でも和風の店で見られるように、開店中であることのサインでもあり、商店のシンボルともなったことから、店の信用、格式、権利などを表す意味にもなった。

床や階段に取り付けて滑りにくくすることと、階段の段鼻の保護の目的をもつ部材のこと。階段では、一般的に合成樹脂や金属製などの階段ノンスリップなどが用いられています。