LET’S REFORM!

いつまでも「この家」で暮らしたいから
定期的なリフォームで
家の寿命を延ばしましょう

リフォームのコツ 4つのポイント

矢印

① リフォーム時期の目安(タイミング)を見極める。
② リフォームの目的を明確に把握する。
③ 優先順位・リフォームのおおまかな予算を決める。
④ 理想またはイメージしている写真などを用意する。

① リフォーム時期の目安(タイミング)を見極める。

リフォームを成功させるには、タイミングの見極めが大切です。
家が老朽化して修復する箇所が増えると、大規模な工事が必要となり多額の修繕費用がかかります。その前に、定期的なメンテナンスを行えば家の寿命を長くすることができます。
目的や時期、予算を考慮し、効率のいいリフォームを行い、快適な住みやすい家で暮らしましょう。

 リフォーム(メンテナンス)のサイクル
リフォーム(メンテナンス)のサイクル
 リフォーム時期の目安表
場所 チェック時期 リフォーム時期の目安
キッチン・台所 10年~20年(取替え検討) コンロの点化不良、扉の建てつけ不良等
風呂・浴室 10年~15年(取替え検討) タイルのひび、はがれ、給湯器の点化不良
水栓不良等
トイレ 10年~20年(取替え検討) 便器やタンクの水漏れ、破損・しつこい汚れ
洗面所 10年~20年(取替え検討) ボールやガラスの破損、水漏れ等
リビング・居室 室内ドア:15年~20年 室内ドアの建てつけ不良、床のキズ等
玄関 アルミ製:20年~30年
木製:15年~20年
玄関ドアの表面劣化、建てつけ不良等
外壁 モルタル:15年~20年
サイディング:15年~20年
ひび割れ、色あせ等
屋根 かわら屋根:20年~30年
金属板屋根:10年~15年
瓦のずれ、色あせ、縦樋の劣化等
窓まわり 20年~30年(取替え検討) ガラス割れ、建てつけ不良等

② リフォームの目的を明確に把握する

リフォームの目的は大きく4つに分けることができます。
どの部分をどんなふうに変えたいのか、リフォームの目的をはっきりさせておくことが重要です。現在の不満、具体的にリフォームしたい箇所など、希望や目的を書き出しましょう。
リフォームの目的がはっきりしたら、事前準備は時間をかけて行うことが大切です。

1. 修繕リフォーム

故障の修理を行うためのリフォームです。
生活をする上で支障が発生する場合の修理・補強をします。
老築化した家の修繕リフォームはできるだけ早くスタートさせることが大切です。
例) 雨漏り、外壁の修理など

修繕リフォーム
2. メンテナンスリフォーム

家を長持ちさせるためのリフォームです。
家を一定の状態に保つために行います。時期の目安は部位ごとに異なるため、定期的にメンテナンスをすることで大掛かりな工事を回避することができ、家の寿命も伸ばすことができます。

メンテナンスリフォーム
3. ライフスタイルリフォーム

家族の成長や変化に合わせたリフォームです。
お子さまの成長や結婚、高齢化など時間の経過とともに家族構成やライフスタイルが変わります。家族の変化に合わせて、家族のためのリフォームを。
例) 二世帯住宅、バリアフリー化など

ライフスタイルリフォーム
4. グレードアップリフォーム

より快適に暮らすためのリフォームです。
もっと快適で機能的な家にするために、家の性能を高めます。
例) 耐震・省エネ・防犯等の向上など

グレードアップリフォーム

③ 優先順位・リフォームのおおまかな予算を決める

実際に工事を始めてみると予定外の費用が発生する場合があります。上限の値段を決めておき、余裕のある資金計画を立てておきましょう。予算と優先順位を照らし合わせて必要な箇所からリフォームを実行することで、余計なコストを削減できます。

④ 理想またはイメージしている写真などを用意する。

デザインや機能性を重視する場合、ホームページや雑誌などで様々な例をみたり、ショールームや見学会などに足を運んで現物を確認することをおすすめします。言葉ではなかなか表現しにくい部分も、写真や例えがあればイメージが伝えやすくなります。